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ジャズ・アネクドーツを只今読んでいる真っ最中
ジャズ・アネクドーツ
ジャズ・アネクドーツ
ビル・クロウ, 村上 春樹

コカイン・ナイトは読み終わり、今はこれを読んでいます。
実在のジャズメンたちの、あれやこれやのエピソードを集めた「こぼれ話」エッセイ──著者本人もベーシストだとか。軽い読み物なので、すいすい読めます(笑)──しかも、次から次へと超有名な名前がこれでもかっていうぐらい出てくるので(知らない名前もかなりありますが……)「へえ〜っ」っていう話がいっぱいで、なかなか楽しめます。

ところで、「コカイン・ナイト」は、3分の2ぐらいまでは、もの凄ーく面白かったです。久しぶりに脳ミソが興奮する感じを味わいました。

人間を人間らしく活き活きとさせることが出来るのは、政治でも宗教でもなく、最早、犯罪しかない。
犯罪だけが、人間を善なる方向へ導くことが出来るという揺るぎない信念と情熱と美貌とエネルギーを持った、ある種のカリスマとその周囲の人間達の、明らかに異常な状況の話であるのに、その思考実験が非常にリアリティがあり、奇妙なまでに説得力があるんですよね。
確かに、もはや人類はこれからどんどん加速度を増してこういう方向に突っ走るだけ突っ走るしかないのではないかな……そんな感じがします。

ところで欧米には、金髪碧眼、非常な美貌で、人好きのする魅力的な、しかも頭脳明晰な「異常者」という人物──多分、魅力的な悪魔という典型なのかな──を描くことに対する作家的指向というか精神が、連綿とあるみたいですね。
神と悪魔というのが、やはり最大のテーマなのかな──例え、神は死んだと言われている『今』であっても。
01:59 | エッセイ | comments(0) | trackbacks(0)| - |

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